●中国電力

 湯原えん堤発電所
 湯原第一発電所
 湯原第二発電所
 勝山第一発電所
 勝山第二発電所
 作西発電所
 富発電所

●岡山県企業局

 旭川第一発電所
 旭川第二発電所
 寄水発電所
 真加子発電所

●自家用

 高山川発電所



旭川水系新庄川 岡山県企業局 寄水発電所

岡山県真庭市(旧真庭郡美甘村)田口
形  式:水路式
発電開始:1991年6月
出  力:1500kW
使用水量:4.60立方メートル/秒
落  差:42.00メートル


広域図 by Mapion

新庄川沿いには水力発電施設が4つありますが発電所は2つしかありません。これはその内の一つ、県営の流れ込み水路式発電所です。場所はわかりにくくてR181からは見えません。

なお発電所以外の発電施設いうのはダムでして一つは勝山第二発電所の取水えん堤、もう一つは120万kWを出す中電俣野川発電所の土用ダムです。

水圧鉄管およびヘッドタンク。落差が低いうえに石材風のタイルを張ってますんでお城か砦に見えます。右側のパイプは余水管。潜望鏡みたいなのは県営によくある真空抜きです。

ログハウス風の建屋も県営によくあるスタイル。これは建屋の庭先にある水位メーターか何かですがこんなとこまで水が来たらおおごとですけどいったい何するもんなんでしょうねー

放水口。流量から見てあんまり回ってなさそうな感じ。せいぜい300以下いうとこでしょう。

国道から発電所へはこの橋を渡ります。発電所よりずっと以前の代物で傷み具合から察するに戦争前後の物みたいでした。すぐ下にはこの橋の名前が付いた小さい滝があります。

放水口の上から下流を望む。これが本来の流量になりますがまたすぐ先で中電の取水堰に吸い取られて小川のせせらぎに戻ってしまいます。発電所前の道は出雲街道の旧道ですがここから下流側は廃道状態でした。


旭川水系 新庄川 新庄川取水堰

岡山県真庭市(旧真庭郡美甘村)美甘
高さ:2.00メートル


取水堰は発電所と同じ旧美甘村内にあります。県営でゴム堰を採用した発電所はここが最初だそうです。中に入ってるのは川の水で水位が3メートルを超すと自動でパンクするそうです。わっちが思うに水がパンパンに貯まった状態でいきなりパンクしたら下流が往生する思うんですけどどうなんでしょうねー ログハウス風の建屋は操作盤とかそんなのが入ってるみたいです。

この発電所はもう一つ、導水トンネル工事に初めてNATM工法を採用したそうです。掘ったはしからコンクリを吹きつけるので早い!安い!ですが地質が緩いと使えないらしいです。手前は導水路の取水門。こんなもんまで化粧タイルを貼るとはねー わざわざ見に来る人もおらん思いますけど…(おるけど)

取水堰から下流を望む。涸れ川寸前ですねー 発電所で撮った写真と比べますとここでだいたいどのくらい水を抜いてるか分かります。

この発電所周辺は公園みたいに整備されてましたけど年に一回植木屋をよこすだけらしく草も木も伸び放題でした。放置された公園いうのは荒れ地以上に醜いです。こうなるのは始めから分かってることですし見てくれや用もない公園に余分な銭使わんと素の発電所だけ造って商売に徹したらええのに役所の考えることはようわかりません。

参考文献
岡山県企業局三十年史:岡山県企業局
寄水発電所(パンフレット):岡山県企業局


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