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田原ダムからさらに成羽川をさかのぼる道は両岸にありますが車1台がやっと通れる幅しかない難儀さでして、しかも梅雨時や台風シーズンになりますと石やら岩やらいろいろ落ちてきたりしますんであまり通りたくありません。
けどこれを通らんことには新成羽川ダムに行けませんので仕方なく進みました。今回も数日前にたっぷり降った雨で崩れてまして片っぽの道は全面通行止。
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さすが新成羽川トリオの頭だけあってダムの上の道も幅がありまして普通車でも余裕で渡れます。この日崩れてたのは川の北岸ですがそっち沿いには集落がありまして、もしこのダム道がなければその集落の人は備中町側に行き来できんところでした。ダムの役割は発電、洪水予防、潅漑などですがこういうケースでは橋の役目もけっこう重要なわけですねー
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このダムは小学校の社会科の教科書にも載っている岡山県を代表するダムですが形式的には重力アーチ式というそうです。黒部ダムみたいにグワーッとかっこええことなくてなんかもっちゃりしてますねー ダムの下の方から生えているパイプは4号発電機の水圧鉄管です。4つある発電機のうち1つだけ揚水をしないのがあるそうですんでたぶんこれのことでしょう。
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ダムの形はすべり台みたいになってまして落ちた水はダムの前をしばらく水平に突っ走ってから田原ダム湖へザッバ〜ンと突っ込むようになってます。
ところでその水平に突っ走る部分が発電所の屋根になってるらしいんです。ここは全国でも3例しかない「堤体内発電所」いう形式だそうでダムの中に発電所が収まってるんです。水圧鉄管はダムの中に4本仕込まれてるそうです。
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写真右手の駐車場みたいな場所がその屋根部分。この発電所は電気がダブつく夜中に発電機を逆回しさせて水をダムの上に汲み上げておいて、電気がたくさん要る日中に落として発電する揚水式。中国電力では最初らしいですわ。
それでか知らんがPRホールが併設されてまして黄色の丸がこみがそれ。ここでいろいろネタを仕入れようと思ってたんですけどねー
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これこの通り電話して中電さんに来てもらわんと入ることも出来ません。しかも平日のみですからねー ここまでもう一回来るんも難儀ですし入ることはなさそうな感じ。
なんもド山奥のダムの真下にPR館を作らんでもフツーに人が集まるところに作ればええのにねー 思考にヒネリや幅がなくて自己アピールが下手なのは岡山の県民性ではあるんですけども。
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参考文献
中国地方の水力発電所:中国電力株式会社
中国地方電気事業史:中国地方電気事業史編集委員会
くらしと電気の1世紀:岡山地区電気事業100周年記念事業実行委員会
おかやまの河川開発:岡山県土木部河川開発室
水力技術百年史:電力土木技術協会
備中町史:備中町
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