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県外の発電所シリーズ

江の川水系西城川 中国電力 落合発電所

広島県庄原市(旧比婆郡西城町)八鳥
形  式:ダム水路式
発電開始:1964年1月

出  力:4400kW
使用水量:4.00立方メートル/秒
落  差:132.30メートル


山あいの分岐駅として全国の鉄道ファンに名前を売っている備後落合駅。その前にあるR183を庄原向きに少し行きますとこの発電所があります。特にこれといって特徴のなさそうな外観ですねー

水圧鉄管。実はここに特徴が潜んでまして、この管路は余水路の上に敷設されてるそうなんです。

管路のアップ。そう言われれば管路の下に溝がありますがサドルが立ってますからねー

水を流すのに具合悪そうですし余水路はこれと違うて管路の地下にトンネルで掘ってあるんでしょうね。

サージタンク。後述する取水口を見たところ圧力トンネルではなさそうなんでヘッドタンクになるかもわかりません。

屋外鉄構。水力ファンも目が肥えてくるとこの辺にも特徴を見出せるもんらしいですがわっちは駆け出しですんでそこまでは…

これは放水口ですが発電所は音を立ててるのに水が出てませんしどうも余水用みたいでした。

まわりをプールみたいに囲ってありますがダムの減勢工みたいなもんや思います。


江の川水系六の原川 六の原調整池えん堤

広島県庄原市(旧比婆郡西城町)八鳥
高さ:14.5メートル


備後落合から木次線に沿って北上するR314の途中にある比婆山温泉を左に折れて県民の森へ向かう道沿いにあります。ダムというには少々高さが足りませんのでえん堤と書きましたけどまあ立派なダムですわね。

バルブは付いてますが洪水吐のゲート類はなくて自由越流になってました。ここんところ十分すぎるほど降ってまして水量は余裕のはずですが全く越流してませんしバルブの放流もなし。

黄色の矢印が取水口。水が澱んでるのがおわかりですかねー 越流寸前まで水が来てますがここで止まってるいうことは相当な量を吸い込んでることになります。おそらく認可いっぱい飲んでるんでしょうねー

下流側はこの通り涸れ川。エゲツない吸い方せんとちょっとは流しましょうや中電さん。それに国交省も認可水量をかなり多めに設定してるみたいですねー

桑谷発電所でも書きましたけど認可の仕方は絶対量やなしにその時の流量に対する割合にすべきですわ。あたり一帯には不衛生そうな藻の臭いが立ちこめてましてハエが飛び交ってました。

上流から見たえん堤。この調整池には近傍の西城川と熊野川から支水路で水を注入していますが注水口はわかりませんでした。

後で知りましたけど恐怖の怪獣ヒバゴンが最初に目撃されたのは他ならぬこの六の原調整池付近やそうですわ。


江の川水系西城川 西城川取水えん堤

広島県庄原市(旧比婆郡西城町)油木
高さ:??メートル


R314を比婆山温泉で曲がらずそのまま北へ進むと踏切がありまして、そのすぐ近くにあるのがこの施設。これは西城川から六の原調整池に注水する上記支水路の沈砂池です。

小さいながらも水量調節の越流堤と櫓がそれなりに発電施設ムードを漂わせてます。

取水えん堤。矢印が取水口ですがけっこうワイドですねー こちらは水を溜めませんので流れがきれいです。

上流側から見た様子。取水口から川に沿ってコンクリの歩道みたいなのが付いてますがこれが水路です。鉄橋はJR木次線。

R314は今まで何度も通ってますがこの道に足を踏み入れるまではこういう水風景に気付きもしませんでした。同じ景色でも見る者が変われば見え方も変わります。ありふれた景色なんてないんですよ。


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