●中国電力

 小阪部発電所
 小阪部調整池発電所
 新成羽川発電所
 田原発電所
 黒鳥発電所
 帝釈川発電所
 新帝釈川発電所

●岡山県企業局

 新見発電所
 千屋発電所
 三室発電所
 高瀬発電所

●その他の事業者

 羽山発電所
 大佐ダム発電所

●番外編

 山野発電所



高梁川水系西川、高梁川 岡山県企業局 新見発電所

岡山県新見市金屋

形  式:ダム水路式
発電開始:1963年9月

出  力:10900kW
使用水量:24.00立方メートル/秒
落  差:54.85メートル


R180と県道33号が別れる交差点の近くで高梁川と西川が合流してまして、その分かれ目に建っている発電所。全景と放流口をご覧いただいております。

建屋を挟んで向かって左に西川、右に高梁川が流れ込んでまして、その間に放流水が割って入るわけ。

県営の発電所としては旭川に次いで2番目の開業になります。建屋のアップ。3番手の加茂発電所とよう似てますがこっちは化粧直しをされてませんのでほぼ建設当初のままみたいでした。

しかし取りつく島もないくらい愛想も色気も何もないですねー 今どきは役所関係もだいぶ見た目を気にするようになったみたいですけど昭和40年ごろはだいたいこんな感じでした。

水圧鉄管。落差が少ないかわりに毎秒20トンも落としますんで太いです。

前に付いてるボイラみたいなのは水のろ過装置らしいです。水圧鉄管から水を抜いてるみたいでしたが何をするものかは分かりません。まさかこの水を飲んだりはしてないでしょうけども…

屋外鉄構。岡山県内の水力発電所としては文明に一番近い場所にありまして、近所にコンビニでも何でもあって便利ですし駅にも近いので職員の方も勤めやすいでしょうねー 異動の時でも「キミは新見行ってくれ」言われたら少し安心するとか…


高梁川水系西川 河本ダム

岡山県新見市金屋
高さ:60.00メートル


発電所前から県道33号を川上町方面に進みますと5分もせんうちにこの風景が見えます。千屋ダムと同じく公道に正対してますんで車の窓からでもこの景色が見えます。

近寄って見た様子。下の方に小屋が見えますが放流バルブの操作室みたいでした。

このダムは中空重力式いうらしくて中が空洞なんやそうです。外見からはわかりませんけども。

ダム天端。見る人が見ればいろいろ面白いんでしょうけどわっちはダムファンではありませんのでフツーのダムにしか見えませんでした。

ダム湖の様子。奥の方に砕石場みたいなのが見えますがあれはダム建設前からあったようです。

下流を見た様子。奥の方に県道が見えます。全くの突き当たりですねー 大雨でクレストを全開にしたらあの辺の家とか大丈夫なんか…と思いますけどその辺はあんじょうやってくれてるんでしょうねー

今は無人の管理事務所。向かって右に発電所導水路の取水門が隣接しています。この導水路には金附水路いう名前がついてまして全長は662メートルしかないそうです。

ダムの上流側。この辺は石灰岩地帯ですがダムが据わってるあたりだけは花崗岩なんやそうです。


高梁川水系高梁川 横見支水路取水えん堤

岡山県新見市上市
高さ:3.50メートル


西川は支流でイマイチ水が集まりませんので高梁川本流から水を抜いて横流ししています。これはそのための取水えん堤。バタンと倒れるようになってますがこういうのを倒伏堰とか可倒堰いうそうです。

上流側。このえん堤が出来た当座は非潅漑期の取水量を決めたなかったので全量抜いてたらしいですがさすがに抗議されまして、今は最低でも0.5立方メートル/秒を放流しているそうです。

取水口。ここから横見支水路いうトンネルで導水されまして、その昔D51三重連の撮影名所として名をはせた伯備線布原駅の近くで西川に注水されます。

管理小屋。今は無人ですが文献によると1981年までは堰守がいたようです。

参考文献
岡山県企業局三十年史:岡山県企業局
岡山県企業局発電所(パンフレット):岡山県企業局


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