●中国電力

 湯原えん堤発電所
 湯原第一発電所
 湯原第二発電所
 勝山第一発電所
 勝山第二発電所
 作西発電所
 富発電所

●岡山県企業局

 旭川第一発電所
 旭川第二発電所
 寄水発電所
 真加子発電所

●自家用

 高山川発電所



旭川水系下和川 岡山県企業局 真加子発電所

岡山県真庭市(旧真庭郡中和村)真加子
形  式:水路式
発電開始:2001年4月
出  力:1200kW
使用水量:2.80立方メートル/秒
落  差:54.90メートル


広域図 by Mapion

岡山県企業局は小規模水力発電所を多数建設してましてこれもそのひとつ。この真加子発電所は小規模とは言いながら出力値も4ケタいってますし1キロほどの水路もありますから本格的です。ついでながらここが旭川水系最北の発電所になります。

発電所建屋。今どきは見た目が重要ですんで山小屋風にしてますねー 発電所に限らず下水道の処理場とか潅漑ポンプ場とかだいたい田舎のそれ関係はこんな感じです。

水圧鉄管。出来てあまり間がないので上のヘッドタンクまでよく見えます。左の細いのは余水吐きだと思いますがなぜかこっちだけ潜望鏡みたいなのが飛び出てますねー 何のためなのかはわかりません。

あとで企業局OBの方に伺ったところこの潜望鏡は真空破壊いう代物らしいです。水車か発電機に何か不具合が起こって水車の手前で水を止めると水圧鉄管の水が逆流しますよねー それを受け止めるのがてっぺんのタンクですが溢れた水が細い鉄管に流れるわけ。このとき上に空間が出来ると真空になってしまってパイプが潰れますんでこの潜望鏡で空気を取り入れる仕組み。

そんな凝ったことせんでもフツーに溝で流したらええんちゃいますの…と伺いましたら昔はよかったけどねえ…いうあいまいな答え。今は潜望鏡付きパイプでないとあかん積極的理由はないみたいでした。

水路の立体交差。上は田んぼの潅漑用、下は発電所の放水路です。遠くて近いは男女の仲、近くて遠いは田舎の道…ですけど田舎の水路はけっこう入り組んでまして所有や管轄、権利関係もさまざま。

今は興味の対象が発電所だけですけどそのうちこんな用水にまで首を突っ込んだら…と考えると恐ろしいです。既にその辺の堰やダムを見ると心がときめく段階に達してますから危険な予感はしてるんですけどね…

対岸から見た発電所と放水路。旭川水系最北ではありますが21世紀に出来たせいかギリギリ感や切迫感がなくて平和な感じの発電所でした。


旭川水系 下和川 下和川取水堰

岡山県真庭市(旧真庭郡中和村)下和
高さ:1.90メートル


発電所から1.5キロほど北にある取水堰。農協のライスセンターの前にありました。ご覧の通りデカい抱きマクラみたいなゴムの風船を膨らませて水をせき止めてます。コンクリで作るより安上がりらしいんですが何かイカしませんねー

鉄柵みたいなのが取水口。資材倉庫かコントロールルームみたいなのは再度の山小屋風。ややこしい機械みたいなのはゴミ取りマシーンでして、熊手が付いたベルトコンベアみたいなのが適当な時間に自動でゴミをすくい上げるようになってます。

黄色の囲みは魚道ですがこのあたりはオオサンショウウオの生息地でもありまして連中用の道も別に作ってあるそうです。

参考文献
岡山県企業局発電所(パンフレット):岡山県企業局


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