 |
香々美川流域で最上流にある越畑発電所はこの香々美ダムにくっついて細々と発電しています。このダムは潅漑と洪水調節が目的で1973年の完成。発電所はだいぶ後に出来たんですねー
|
 |
上流側から見た様子。越畑ふるさと村いうのがすぐ近くにありまして一応ダム湖周辺も公園みたいになってはいますけどだーれも来ませんわ。長野士郎が知事会長だったころの岡山県は悪名高いチボリ公園をはじめピンボケで大味な遊び場を方々に作った揚げ句日本一の借KINGに成り果てたのは皆様ご承知の通りです。
ダムの上に小屋がありますねー その真下の水中に発電所の取水口があるみたいです。この取水口が隠れる水位を保持しないと水門が壊れるとか何とかいう話でした。ですんで渇水で水門が見えそうになるとダム的には貯水量に余裕があっても放流分を規定の量より少なくするそうです。ここんとこまとまった雨が降ってませんので今日も今日とてご覧の水位。そろそろヤバいかも…
|
 |
ダムてっぺんの端っこから下を見ますとこんな感じ。このダムは副ダムを持ってましてその間が四角い池になってます。こういうのを減勢工いうそうで、大雨が降ってダムが派手に水を放流したとき下流にダメージを与えない工夫ですわ。ご覧の通り副ダム直下で川の流れが90度向きを変えてます。曲がった先が香々美発電所の取水えん堤。
池のほとりに蛇口みたいなのからジョボジョボ水が落ちてますねー その奥に小さい四角な小屋が見えますけどこれが発電所の建屋です。手前の太い鉄管は放流用のバルブで発電所とは関係ありまへん。
|
 |
いったんダムから下って発電所建屋の方に足を向けました。ダムもそうですが特にこの発電所への道は人目を避けるように取りついてますんで一発ではたどり着けませんでした。ここではクロスフロー水車いうのを回してましてパンフレットの写真では工場の集塵機みたいでした。
|
 |
建屋手前から香々美発電所取水えん堤を望む。白い矢印方向に越畑発電所が放流しています。こうしてみますと当川筋の発電量を決めてるのは結局香々美ダムいうことになります。発電目的のダムやないのにねー
|
 |
当初から無人運転だったと思いますが一応トイレがありました。場所も場所ですし落としたモノはたぶんすぐ脇の大自然にゆだねる方式や思います。ダム湖のへりの公衆便所がそうなんですわ。いたしてしばらく経ちますと足下から清流の音が聞こえましたし…
|
 |
発電所からダムを見上げるとなかなかの迫力。ダムのてっぺんに付いてる場合の水門はクレストゲートいうそうです。右下に見える丸い筒はダムてっぺんから見えた太い鉄管の端っこ。異様な形ですねー
|
 |
ゲートのアップ。ヒンジで持ち上がるようになってますねー 形態的にはラジアルゲートいうそうです。ダムから水が溢れさせないための水門は洪水吐だって。このダムはクレストゲートの洪水吐でラジアルゲートを採用しているわけ。いろいろ見たり読んだりしてますとこういう言葉が何となく頭に貯まってきますけどズブの素人が迂闊に術語を振り回すのは火傷の元ですからねー
|
 |
バルブのアップ。発電所よりこっちの方が馬力出そうな気がしますねー こっからドッバ〜!と水が噴き出すところを見てみたいです。ジェット機のエンジンか工場の換気ブロワーみたいに見えますが別に回るわけではないようでした。
|
 |
上から見えた蛇口はこれ。川の水の足しにするつもりか知りませんけど地下水を汲んで川に流してるみたいでした。せっかくきれいな水ですしこんなんするくらいなら香々美の清流水とか名前を付けて売ったらええ思いますけどねー
|
 |
最後は副ダムの写真。ただの自由越流堤…てまた火傷の元やわ。
|
|
参考文献
企業局の事業概要 平成19年度版:岡山県企業局
おかやまの水力発電所:岡山県企業局
|