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県外の発電所シリーズ

斐伊川水系阿井川・斐伊川 中国電力 北原発電所 その1

島根県雲南市木次町(旧大原郡木次町)北原
来  歴:日本発送電→中国電力
形  式:ダム水路式
発電開始:1942年11月

出  力:15600kW
使用水量:25.00立方メートル/秒
落  差:78.45メートル

その2はこちら


この発電所は1939年に出雲電気が着工しましたが国策合併の結果1942年に発足した中国配電に引き継がれました。完成と同時に日本発送電に召し上げられることも決まってしまいましたんで結局日本発送電の発電所として完成しています。

ついでながらこの「北原発電所」は二代目に当たります。初代は1912年に松江電燈いう会社が作りましたけどその松江電燈は出雲電気と合併しました。なかなか複雑ですねー

建屋と放流口のアップ。ここでお断りですが取材した時間が冬の夕方でして発電所とダムはド逆光になってしまいました。ですんで写真がお粗末です。

送電設備と水圧鉄管およびヘッドタンク。送電線が対岸の道路を跨ぐせいか高い鉄塔が建ってますねー

水圧鉄管。ヘッドタンクの点検通路が管路の上を這い回ってました。

建屋の真裏にこっそり球形分岐管が隠れてました。この発電所には水車発電機が3基あるはずですんで三方分岐になってると思います。


斐伊川水系阿井川 阿井川ダム

島根県雲南市木次町(旧大原郡木次町)三沢
高さ:21.70メートル


発電所のすぐ上手のT字路から細い道をウネウネ行きますとこのダムに行き当たります。聞いた話ですがこのダムは島根県最初の重力式コンクリートダムやそうですわ。

堤体が連続アーチになってますねー 戦時中にダムの装飾性を気にしたとは思えませんけど見た目の特徴になっております。このアーチ部分はダムの強度を負担してないみたいで単に道路の橋脚がわりや思います。

ワイドなゲートが2門備わってました。ローラーゲートに見えますが実はストニーゲートいうものだそうです。十分に特徴的なダムではありますが次にご覧いただく斐伊川えん堤に比べると役者が少し下がります。

上流から見た様子。このダムが造られたのは戦時中です。ですんでどことなく軍事施設みたいなムードが漂ってますねー 真ん中の水門小屋が監視塔みたいに見えます。

だいぶ大きめの取水口。後ろに見える水門小屋の下からすぐトンネルになってました。角に見えるぼやけたものはわっちの指です。逆光でどうしようもありませんので手をフード代わりに使ったわけ。

ダムの場合どう呼ぶんかわかりませんけど橋でいうところの親柱。珍しくも発電所の名前が書いてありますねー 反対側の方にはダム名が書いてありました。

次にご覧いただく斐伊川えん堤からの支水路放流口。えん堤が工事中で送水を止めてますんで水面が平らでした。ではその現場を見に参りますか。

斐伊川えん堤へ行く


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