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 小阪部発電所
 小阪部調整池発電所
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 田原発電所
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 帝釈川発電所
 新帝釈川発電所

●岡山県企業局

 新見発電所
 千屋発電所
 三室発電所
 高瀬発電所

●その他の事業者

 羽山発電所
 大佐ダム発電所

●番外編

 山野発電所



高梁川水系島木川 びほく農協 羽山発電所

岡山県高梁市成羽町(旧川上郡成羽町)羽山
来  歴:成羽町農協→びほく農協

形  式:水路式
発電開始:1964年9月
出  力:495kW
使用水量:0.153?立方メートル/秒
落  差:約200メートル


広域図 by Mapion

成羽川流域の中心である成羽町の役場前から川を渡って北へ登る道は支流の島木川に沿っています。これは古来から吹屋往来と呼ばれまして、吹屋で採れる銅や弁柄を集散地の成羽まで運ぶ輸送ルートだったそうです。その道沿いにある小さな発電所。

ご覧の通り鬱蒼とした森の中にあります。水辺ですんで湿気も多く、プラス夕立雲がたれ込めてきてポツポツ来だしたところ。夏場で湿気が多いと虫が大喜びしますんで蚊やら虻やらワンワン飛んでまして2秒もじっとしてれば腕といわず首といわず食いつかれます。

これは放水口。水が綺麗ですねー もう少し涼しくて虫がいなければしばらく聞きほれていたいようなせせらぎの音です。

発電所の中。西粟倉に続いて開けっ放しの窓から撮りました。同じように轟音がとどろいてまして熱気も凄い。今は無人運転みたいですが昔は人がいたらしく番小屋と宿直小屋が併設されてました。こんなクソ暑くて日当たりも悪くて虫の多いところで泊まり込み… 苦労が偲ばれます。

ホンマに水がきれいらしくて水圧鉄管の近くにサワガニがいました。わっちも15年ぶりくらいに見ましたわ。


高梁川水系島木川 天龍ダム

岡山県高梁市成羽町(旧川上郡成羽町)羽山
高さ:約15メートル


発電所から島木川沿いに3キロほど進むとどえらいトンネルが2つありまして、その出口にあるダム。谷が深いうえにちょうど橋の直下にありましてよく見えません。

ちなみにここまでの道は運転歴20年のわっちもビビり上がるものすごさでした。どんな道およびトンネルかはこちらをご覧ください。

橋から見下ろしたダム。小さいですけど谷が切れ込んでいるからか不気味に深く見えまして足がすくみます。

ダムの貯水池。ここはY字路になってまして少し空が開けてます。車を置けるくらいのちょっとした公園いうか休憩所もあるんですがゴロゴロいう音がえらい近くなってきたんですわ。

こういう地形で取水口なんかあるわけなさそうな感じですが一応あるにはありました。吹き出ている水は沈砂池からの余水放流かも分かりませんがそれにしては水面からレベルが上がり過ぎですしまわりを見ても沈砂池がありそうな雰囲気すらないので今んとこ謎ですわ。

取水口の上はこんな感じ。深い谷間のネコの額みたいな所で雷が近くなってくると生きた心地がしませんし夕立でも降って崩れたりしたら一巻の終わりですんで取水口の探索を放り出して逃げ帰ってきました。

こんな場所によくぞまあ導水路やら何やらこしらえたもんですが実は戦前同じ場所に北備電気羽山発電所いう先輩があったらしくて1915年の運開。ダムの場所はほぼ同じ、発電所はもう少し上流にあったらしいです。水路はもしかしたら流用してるかも分かりません。それにしても重機もダンプもない時代にネコの額みたいな谷間にえん堤を築き垂直以上の岩壁を掘り抜いて水路を作った先人の気概には頭が下がりますわ。人間やる気になれば何でもできるもんですねー

参考文献
くらしと電気の1世紀:岡山地区電気事業100周年記念事業実行委員会
おかやまの河川開発:岡山県土木部河川開発室
岡山県の近代化遺産:岡山県教育委員会
川上郡誌:川上郡

ここまで来たら吹屋の田舎そばを from Paradise Station Blog


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