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家具と人形で有名な広島の府中市は瀬戸内海からそんなに遠くないところにありますが出力5ケタ級の発電所があります。
ご覧の通り水圧鉄管がまんじゅう山を二つ割にして下ってましてわかりやすいですが肝心の発電所建屋がイマイチわかりにくいですねー
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ここは半地下式の発電所でして、発電用水の放流口は山一つ隔てた府中市内にありますんで先に余水の放流口をご覧いただきます。
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出口のアップ。ダムの減勢工みたいなものが見えますねー ノーブレーキで山を下って来た水をそのまま流すと具合悪いんかもわかりません。
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それでは川を渡って発電所に接近して参ります。まずは遠景。左に見えるのはJR福塩線のトンネルです。
カーブの向こうに見えるのが発電所の建屋。福塩線は水圧管路の下を潜ってることになります。
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これが建屋。ぜんっぜん色気がないですねー それに発電所建屋の形をしてませんし…
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少し高いところに登ったらこんな感じでした。建屋は建屋ですけど発電機をカバーしてるんやなしに単なる居住区でして、発電所自体は屋外式同然みたいでした。
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送電施設。1万kW級としては物々しい屋外鉄構もなくコンパクトですが最近更新されたんでしょうねー
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水圧管路。このすぐ下を福塩線が通り抜けております。
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府中市目崎町新涯いうところにある発電用水の放流口。上述の通り発電所からは一山隔てたところにあります。
この発電所はピーク発電しますんで逆調整の必要があります。しかしダムを造って府中市を水没させるわけにはいきませんよねー
したがって大断面の放水路トンネルに水を貯めて逆調整してるそうです。小屋の後ろがトンネルポータルみたいになってるのはそのせいかもわかりません。
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わっちはJR福塩線に2度乗ったことがありまして1度目は昭和60年ごろ。河佐駅から備後三川駅までディーゼルカーが坂道をのろくさのろくさ登ってたのが記憶に残ってました。
なのに平成年間の2度目は長〜いトンネルで三川へ抜けてしまいまして、そんなトンネルは覚えがなかったので自分は錯乱したんかと…
当然わっちの記憶は正しくて福塩線は路線変更していたのでした。罪なきわっちをうろたえさせた犯人はこのダム。
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到着直前に通り雨が降りまして靄が立ちこめてましたんで写真の出来は勘弁して下さい。
福山市の山野発電所を取材したときも土砂降りでしたし備後の発電所とは相性悪いんかもわかりません。しかしこれ見よがしに威圧的なダムですねー
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ダム天端の水門操作室から下部のバルブ小屋まで分厚そうなコンクリの直方体で統一されてましてどう見ても軍事施設。小さい窓は銃眼に見えます。
洪水吐に付いてる襟みたいな側壁はナチの戦車を連想させますし国交省は何を考えてこんな鬱陶しいデザインにOKしたんでしょうねー
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ダムの下から上までエレベータで上がることが出来ました。これがその入口。
最近出来た国営ダムはこういうサービスに余念が無いらしく苫田ダムでもエレベータに乗りましたわ。したがって2度目ですんで中のひんやり感にも大して驚かずに上まで登りました。
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天端側のエレベータ乗り場。近くで見るとタイル張りでした。少しは化粧っ気を出したつもりなんでしょうけどねー
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天端の様子。センターラインはありませんけどベンツのSでも余裕ですれ違えます。
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上流側の状況。数日前からよう降ってましたけどこの日の貯水率は43%でした。このダムのすぐ上流にある農水省三川ダムは32%。
こういう時でも利水放流は止めずにぶっ放してました。それがダムの存在理由ですんで当然なんですけども。
ところで平成9年完成のこの国営ダムが府中発電所の水源ですけど発電所は昭和30年代の運開。そのギャップはどう説明するんや…
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