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県外の発電所シリーズ

千代川水系安蔵川 中国電力 安蔵川発電所 その1

鳥取県鳥取市用瀬町(旧八頭郡用瀬町)安蔵
形  式:水路式
発電開始:1985年7月

出  力:3200kW
使用水量:2.80立方メートル/秒
落  差:142.95メートル

その2はこちら


R53社交差点から山奥へ分け入る2車線の道を走りますと左手にこんな建物が見えます。農業用のポンプ小屋と変わりませんが背後に水圧鉄管が見えるので遠目にも発電所と知れます。

建屋がこんな形なのは事前にわかってまして、天気も降ったり止んだりですし時間も時間だったので正直言うて飛ばそうか思いましたけどせっかく来たんやし…いうことであんまり気乗りせずの取材開始。

わかってる特徴はトンネルの掘削に中電で初めてTBMを使うたことくらいで、中味より外見重視のわっちにはどうもね…

水圧鉄管。わりと最近のものですんで溶接で継いでありました。

ヘッドタンク。夕方の曇天下でのデジタル望遠ですんで画質はご容赦下さい。管路は水平部分を挟んで2段階で斜面を下ってました。

半地下式ですんで放水口は少し離れたところにありました。水門の櫓から察するに放水路は2本あるみたいでした。

発電所はこんくらいで切り上げましてえん堤を探しにまいります。

単純に2車線の道を上がっていけばええみたいなのでスピード上げ気味で行きましたけど途中でこんなものが目に入りましたんでブレーキを踏みました。

通せんぼしてるトンネルから水が流れ出てますねー 中電の黄色い立禁看板も見えてますしこれは何や?

結論を申しますとこれは地下式沈砂池の通路兼余水路でした。今どきは地下に沈砂池が作れてしまうんですねー

しかし点検や底ざらえするのはあんまり気分ええことないと思いますよ…


千代川水系安蔵川 安蔵川取水えん堤

鳥取県鳥取市用瀬町(旧八頭郡用瀬町)屋住
高さ:4.30メートル


そのトンネル沈砂池入口からほど近いところにえん堤がありました。山を背にして水門小屋がへばり付いてますから取水してすぐにトンネルへ入るみたいです。

倉見発電所のえん堤でも見たスノコ式のえん堤。こういうのをチロル式いうそうですわ。岩がゴロゴロ転がってくる荒れた川に使われるらしいです。

上流側から見た様子。水をせき止める方式ですと転がってきた岩で堤体が傷むわすぐ埋まるわで具合悪いのでこういう形が考えられたんでしょうねー

力に力で逆らわないマハトマ的発想。アヒンサー式えん堤に改称することを提案いたしますが土砂の流入が多そうですねー 中電さん沈砂池のお手入れご苦労様です。

水門小屋の様子。毎度ながら色気ナシの四角い箱ですが窓の上に空いた換気用のガラリが極太眉毛みたいでドカベン系の顔立ち。

採〜れない水があ〜るものかぁ〜!

開いたゲートで受〜け止めるぅ〜♪

…えん堤から少し上流の川床。この辺で赤滑いわれるものかもわかりません。きれいな水がたっぷり流れていきます。

これで引き返すつもりでしたけど何かノってきましたんで寄り道して渓流取水も見に行きました。ご覧になりますか?

渓流取水えん堤へ進む


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