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勝山からR181を四十曲峠に向かいますと新見の方へ行く道との三差路に出ます。その先にあるトラス橋の近くの川べりを見た状況ですが黄線の部分に古い石垣が見えてんのがわかります?これが発電所の跡なんですわ。
この道は何度も走ってますけど当然自分で気付くわけもなくて土地の方に教えていただきました。
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上の部分を上流側から見た状況。鬱蒼とした杉林で石垣以外の様子は全然わかりませんけど文句いうたらあきません。この辺一帯は2004年の台風で杉が根こそぎ倒れて地滑りが多発してるんですわ。
幸いにもこの発電所跡がある斜面は禍を免れまして埋もれもせんと石垣を見ることが出来るわけ。
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向こうに見えるのが上述のトラス橋。この発電所は当初65kWで開業しましたけど業績好調につき130kWに増強しています。
これについては文献により65kW機をもう1台増設した説と130kW機に取り換えた説がありましてどっちが正しいのかはわかりません。ただ場所が場所ですし増設する余裕はないかな…いう感じはしますけども。
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真庭電気は業績が好調すぎて結局この発電所では間に合わなくなりまして吉井川電力から買電することになりました。その吉井川電力は当時の田舎電力会社としては大型の入発電所を持ってましたけど需要が少なくて電気を持て余してたらしいんですわ。両者の凸凹がピッタリ合いまして合併いうことになったそうです。
ただそれは大正12年のことですんでこの発電所の廃止はそれとは関係なく上流に勝山第二の取水えん堤が出来たからや思います。
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上流側に向かって斜面を見ますと矢印の位置で横一線に区切られてるように見えます。これが水路の跡や思いますんでこれを手がかりにえん堤跡を探りに行きました。
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車をそろそろ走らせながら目で追っていきますとやっぱり水路跡みたいでした。河床との落差からしてえん堤は近いみたいです。
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いうわけであっさり見つかったえん堤跡。
廃止になったえん堤は普通きれいに片づけてしまうもんですけどこれは中央部をぶっ壊しただけで堤体が残ってますねー
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廃止されてから65年経ちますが底がえぐれ骨材の砂利や石ころが浮き出て何とも言えんムードですわ。川べりに見えるコンクリは沈砂池の跡や思います。
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雑木をかいくぐって上流側から見た様子。この無残さは道端から遠巻きに眺めるだけでも心に響くものがありました。
しかし地域限定の猟奇的サイトなのに全国の皆様から有り難くも毎月7000アクセス以上をいただいております当図鑑の運営者としては期するものも一応ありますしハードコアを心掛けて制作しております。当然今回もこれで引き返しはしませんでした。
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